ナワシロイチゴ
撮影.宝塚市、6月
バラ科. ※花は5月果実は6月
朝鮮、中国、日本全国に分布する落葉の低木で茎はツル性で、
陽当たりのよい石垣や川の岸辺などに垂れ下がって生育していることが多い。
茎や葉にぜんたい刺があって、さわるととてもいたいです。
稲の種をまく苗代をつくる時期に果実が熟すので苗代いちごなのです。
熟すと虫が付きやすく、中に白いちいさな幼虫がいたりする。
蟻がよく群がっているので、たぶん蟻の幼虫だと思います。
なかなかおいしいので子供の時ときどき食べましたが、おとなは食べませんでした。
あまりにいくらでもあるので、価値が無かったのかも知れません。
このナワシロイチゴですが、全く同じようなツルなのに、
たまに黄色い果実のがあり、なぜかこちらは虫もつかなくて
安心して食べられるのでうれしかったものです。
アリは黄色のナワシロイチゴは嫌いなんですね、きっと。
同級生のさえ子さんは熟れていないのが好きでした。
甘くないのに不思議に思って聞くと
虫がいないのが確かなので、食べていたらその方が好きになったのだそう、
田舎育ちなのに、虫がこわいわたしには、よくわかる理由でした。
ナワシロイチゴの果実
撮影.宝塚市、6月24日
こんな果実になります。普通は群がってたくさんつきます。
食べてみました。甘み少しと酸味少し。種も感じます。
緑に赤はやっぱりとても美しいです。
ナワシロイチゴ
撮影.宝塚市、6月26日
今日はたくさんついているの見つけました。
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