ハハコグサ

撮影.宝塚市、5月
カタバミ科. ※キク科 ハハコグサ属 春に咲く
ハハコグサは春の田んぼに多い、日本全国に分布する。秋に芽生えて春に茎をもたげて花を咲かせる、越年性の1年草。
全体に白いクモ毛が多い。春の七草の1つであり、おぎょうのこと。

春の田んぼに、ぽつぽつと一面に咲いて春を感じたものでした。
稲をかりとった後、芽が出てくるのです。
梅雨時の田植えまでがハハコグサのたんぼです。
姉と弟と手の平にとり、やわらかい草の毛のような感触をふしぎに思いました。 植物界の赤ん坊のようです。

しかし、この頃はめっきりすくなくなりました。
帰化植物に負けているのでしょうか? ハハコグサは、ずーと昔の帰化植物だそうですから、日本人のルーツににていますね。なつかしい花のひとつです。
写真のハハコグサは元は畑だった、新興住宅の道の端にひとつだけぽつんと咲いていました。

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